自己資金0円、フルローン融資を受けるために行うべき自己開示 その4 最終回

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フルローン融資を受ける為の自己開示資料で気をつけるべき事

 

前回の記事でアパートローンでフルローンを受けるために必要な具体的に必要な個人属性資料、エビデンス(金融資産資料)を説明し、それを事前に用意しておくのが何故重要なのか、如何に重要なのか、説明しました。

アパートローンでフルローンの融資を引くために必要な自己開示の最終回の本記事では自己開示資料における留意点を御案内します。

資料は全て4Aで揃える

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自己資金0円、フルローン融資を受けるために行うべき自己開示 その3

前回の振り返り

前回の記事では自己資金0円でフルローン融資を受ける為に必要な自己開示の具体的な資料を御案内しました。具体的には個人属性利用として1、直近3年分の源泉徴収票
1、直近3年分の源泉徴収票
2、自宅の謄本
3、自宅の固定資産税課税明細書
4、自宅の住宅ローンの返済予定表
5、その他自動車購入ローン等、借入を起こしている場合は全ての借入の返済予定表
6、直近3年分の所得税納税証明書
7、直近3年分の住民税納税証明書
8、直近3年分の課税所得証明書
エビデンスとして
1、預金通帳写
2、株式、国債社債投資信託等の所謂ペーパーアセットを証する書類
3、解約返戻金等がある掛け捨てでない生命保険、医療保険の保険証券為、審査で否認されるケースが数多くあります。

その為、売主からすれば、融資承諾が金融機関から下りていない段階で売買契約を締結してしまうと、その間売却活動をストップしなければならない為、融資承認が確定するまでは売買契約は締結しないのが通常です。

【事前審査を早く通すためには要求される資料を一篇に纏めて素早く出す事が最善】
そのためには前回説明した個人属性資料・エビデンス資料を常に最新版で用意しておくことが重要です。何故なら審査は各銀行・信用金庫・信用組合で審査基準は違いますが、要求される資料には大した差がありません。

そして上記資料に購入する物件の以下の資料を加えれば即審査に入れるのです。
購入予定物件資料
1.謄本
2.公図
3.地積測量図
4.固定資産評価証明書
5.完了検査済証
6.直近3ヶ月のレントロール
7.修繕履歴(外壁修繕・屋上防水・ポンプ交換等の一定間隔で発生する大規模修繕を記録した書面)

そして購入物件予定資料は仲介会社が用意てくれますが、個人属性資料とエビデンス資料は自分で用意する資料で通常、一般の方々はこれを用意仕切るのに、やれ今週は忙しくて市役所に取りに行けないだの、源泉徴収票が見当たらないから明日探して送りますだのと、様々な言い訳を用意して平気で1週間や2週間経過してしまうケースがほとんどなのです。

これこそが我々が逆転する余地があるというものです。

不動産会社の営業マンは給与の歩合割合が大きいという事はこれまでもご案内してきた通りです。

その彼らの立場に立てば容易に分かる事ですが、物件成約の可否を最も左右する金融機関の事前調査、その為の資料が、要請したその日に全て、しかも漏れなく揃っている方と1週間、2週間掛かる方、一体どちらの方を優先するでしょうか?

エビデンスについてはブログでは言及出来ません。しかし個人属性情報は市役所及び税務署に事前に取りに行く必要がありますので、これが事前に出来ている方とそうでない方の差は皆さんが思う以上に、いや,遥かに大きな差がつくのです。

諄いようですが物件取得は、事前審査承認をどちらが早く取るかで決まるわけですから!

自己資金0円、フルローン融資を受けるために行うべき自己開示 その2

前回の記事で低属性の我々は自己資金も無いため、フルローン、オーバーローンを狙うしかなく、失う物など何も無いのだから、個人属性情報を収益不動産仲介会社の営業マンに徹底的に開示する事で活路を見出すべきである事を御案内しました。

 

個人属性資料の種類

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自己資金0、フルローン融資を受けるために行うべき自己開示 その1

アパートローンのフルローンを受ける為の心構え

低属性(例:年収が低い・・具体的には年収500万円以下 勤続年数が3年未満 独身で連帯保証人がいない等々)の方がまず一番最初に行うべきこと。それは・・・。

自己開示への恐怖心の克服、個人情報を開示する事への恐れの克服、そして全ての見栄を捨て去る事に尽きます。

どいう事か? 

 

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